Kurizz-Laboのホームページに連動する私的日記です。

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開花・・・そして、

今朝(4月30日)、開花しました。
4月18日から今日までの写真を並べてみました。

4月18日
 <4月18日(月)>
4月24日
 <4月24日(日)>
4月25日
 <4月25日(月)>
4月28日
 <4月28日(木)>

4月29日
 <4月29日(金)>
4月30日
 <4月30日(土)>

昨年は5月3日に咲きましたので3日早い開花でした。
(だからどうした・・・・という声がまた聞こえました。)
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先ほど、午後6時10分からNHK総合テレビで放送された「NHK海外ネットワーク」を見て改めて「原発事故」について考えてしまいました。

25年前の原発事故の今を扱ったもので「続く健康被害・故郷思う歌姫・農地再生は」などにつてチェルノブイリとその周辺地域の現状を淡々とレポートした番組でした。

でも、途中から「東電・福島原発事故」とダブり、その25年後を見ているような恐怖にとらわれました。

そして、チェルノブイリは今まさに後処理の真っ最中で後20年はかかると言います。

つまり事故が起きてから45年もの間、基本的にはその区域に入れなくなるわけです。

一瞬で故郷を追われて人生のやり直しを強制された人々。

未だに癌の発症に恐れながらの生活。

未だに森で捕ったイノシシの肉が放射能検査で不適鑑定に。

- - - - - - - - - - - - - - - - 

一緒に番組を見ていた女房が言いました。

原発って誰が作ったの?

基本原理はアインシュタインだね。(E=mc2)

エネルギーを一瞬で解放するのが原爆。

徐々に解放するのが原発だよ・・・と私。

結果的にはどちらも人類がきちんと制御出来るものではなかったようですね。

福島原発の今後がますます心配になってきました。
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2011-04-30 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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もうすぐです

昨日の朝は+7℃、今日は+8℃。

桜開花-1

お気に入りの枝の蕾は随分と色気づいてきました。
そして見上げると既に咲いた枝もあります。

桜開花-2

明日の朝は0℃の予報が出ています。

でも、今日の日中は+15℃のポカポカ陽気。
ついに、夏用タイヤに履き替えました。
なので、一気に開花しているかも・・・

毎日が花の話題で過ぎることを祈っています。
2011-04-28 : 日常の出来事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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その後の「ザ・コラム」

前回は4月3日(日)の朝日新聞朝刊に載ったコラム(ザ・コラム)を紹介しました。

朝日朝刊_110424
<今回のザ・コラム挿絵>

あれから3週間、今日の朝刊(4月24日)にその続編とも言えるコラムが掲載されました。
朝日新聞を購読されていない方のためにここに掲載させて頂きました。
(新聞をスキャンしてOCRで変換したものです。誤変換や誤字はお許し下さい。栗原)

突然、飼い主のいなくなった家畜が次々に餓死していく光景・・・・
このコラムの最後の一行のアンチテーゼとして読ませて頂きました。
2011-04-24 : 非日常の出来事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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いつもと同じ4.5kmのコースですが、今日は7,035歩でした。
歩幅は64センチと広くなっています。
気温が+7℃だったので少し気分も弾んだ感じです。

何時もの工事現場に差し掛かるとその手前の唐松林が一気に整地されていました。
それにしても軽井沢の開発ラッシュは止まりません。
かなりの広さですが、何が出来るのでしょうか。

Jogging_110423
<突如整地された唐松林>

Jogging_110423工事現場
<整地された唐松林右側の工事現場>

何時もの建築現場では日々工事が進んでいます。
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Joggingしながらラジオでテレビの音だけ聞いています。
香港の日本食レストランが軒並み大きなダメージを受けているという話題。

小さな島国である日本は全部が放射能で汚染された国、というイメージが世界中に定着してしまったようです。
食材はもとより工業製品まで日本からのものは買わない、そして、日本には行かない。

もし、地震と津波だけなら事態には全く違っていたと思います。

品質が高く、そして安心な日本製品、復興の役に立つなら少々高くても日本製を買おう。
美味しくてヘルシー、そして復興の役に立つなら日本の食材で創った日本食を積極的に食べましょう。
同じ海外なら、美しい日本、美味しい日本で買い物をしてお金を落とすことで役に立つなら良いね。

でも現実は・・・・

今更ですが、人類が充分に制御出来ないものは使わない勇気が必要だったのでは・・・
原発を推進してきた方達(特に首長さん)がこの現実に直面して急に宗旨替えをしても説得力は・・・

ソフトバンクの孫社長が面白い取り組みをスタートさせるようです。
見守りたいと思います。

2011-04-23 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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続いています。Slow Jogging

今日も5時半起床、6時からSlow Jogging開始。
最近は少しだけ距離を伸ばしています。
調べたら4.5kmほどのを道のりを今日は7,845歩で走りました。
歩幅は一歩当たり57センチとかなり小さめですが、これがSlow Joggingの特徴です。
家を出て1,000m道路まではかなりの上り坂ですが、これも含めて全て走れるようになりました。
時間は約50分なので時速としては5.4km/hとなります。
歩く速度よりはやや早めでしょうか。
Slow Joggingを初めて一月以上が経ちました。

平成9年以来、何度挑戦しても挫折した「走り」が可能になったのは昨年7月から通い始めた町営ジムでのストレッチとマシントレーニングのお陰だと思います。
週4回、エアロバイクとレッグカールというマシンを使った足のトレーニングは確実に足の筋肉を刺激しているようです。

エアロバイク
<エアロバイク>

レッグカール
<レッグカール>

そんな日常の中で時々チェックしていた建築現場がありました。
3月11日以降、ぴたりと止まっていた工事が一週間ほど前から再スタート。
今朝は覆いも取れてきて、内装工事が順調に進んでいるようです。
確か4月下旬には完成予定だったと思いますが、間に合うのでしょうか。

ジョギング_110422
<久々の建設現場>

一昨日の浅間山です。
その前の日の夜、雨が降りましたがお山は雪だったようです。
4月も下旬になりましたが、まだまだ朝はストーブが必要です。

浅間山_110420
<4月22日の浅間山>

そして明日は・・・・

弦楽四重奏演奏会

ベートーベンの弦楽四重奏、14番と9番。
ともに聞き逃せない曲目です。
30人ほどで満席の会場ですが、弦楽四重奏には丁度です。
ただ明日の午前中は水中トレーニングがあるので、午後3時は熟睡かも・・・
その時はごめんなさい。
2011-04-22 : 日常の出来事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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テレビの音-3

今朝早く、SHARP製液晶テレビのオーディオEQ特性を測定すべく2階から地下工房に運び込みました。
早速測定器との結線を行い、まずはEQ-OFFの特性を測りました。
ライン入力からヘッドフォン出力まで、30Hz~20kHzまでが-0.5dB以内という素晴らしいものでした。
次にEQを最大にして測ります・・・・・
あれ!、???? EQ機能が働かない。

SHARP-TV_EQ
<再掲:EQ設定画面>

実はヘッドフォン端子にジャックを挿すとこのEQ機能がOFFになることが判りました。
AQUOSの設計者がこのブログを見ていたら・・・・
「EQ特性を測る・・・それは無理でしょう、エヘヘ」と言っている顔が見えます。

内蔵のスピーカーに対してのみEQが働く。
これはこれで設計的には一つの見識です。

「ヘッドフォンやその他の外部機器は内蔵のスピーカーより特性が遙かに良いはずだからEQが入らない元の音を出すようにしました。」ということですね。

ならば内蔵スピーカー専用のEQということなのでもう少し効果的なEQであって欲しかった・・・・
もしかするとEQはきちんと働いているのだが、スピーカーがあまりにも貧弱でEQの結果が音に出ない。という事かもしれません。(その可能性が大ですね。)

実は、数年前に液晶テレビを買ってからその音に失望し、いつかは・・・と思っていました。
先日、隣町のKsケーズデンキに行くとパソコン用の小型スピーカーが目につきました。
そこそこの面構えに興味を覚え、値札を見ると1、000円~3,000円程度です。

買ってみました。
↓↓↓↓↓↓↓

バッファロー ミニSP
<BUFFLO_Mini SP
   BSPKMA01BKA>

なんと980円。
電源内蔵でAC100Vにダイレクトに差し込みます。
テレビのイヤホン端子にプラグを差し込み、ワクワクしながらリモコンで音量を上げると・・・
なんと音が出ます。当たり前です。・・・・でも980円ですよ。

バッファローミニSP

出てきた音は・・・いやはやまたびっくり。
980円の音でした。
でもこの時点ではテレビのヘッドフォン端子から出てくる音そのものが悪いと思っていました。

バッファローSP_F特
<BUFFLO_Mini SP BSPKMA01BKAの再生特性>

早速、スピーカーとしての再生周波数特性を測定してみました。
すると、300Hz~13kHz程度がフラット。
-10dBのカタログ規格では200Hz~18kHzと表示できる特性です。
下にもう一度テレビの特性を載せますので比べて下さい。

SHARP-TV_Flat
<再掲:SHARP液晶TVの再生特性>

どちらが良いかは一目瞭然です。
しかし、結論は980円も駄目でした。
アナウンサーの声だけで比べるとむしろテレビ内蔵スピーカー(高低域のEQをフルに設定)の方が明瞭度は上でした。
もう少し帯域が必要な音では980円の方が良い場合もありましたが、いずれにしても五十歩百歩です。
980円で美味しいラーメンを食べた方が賢明だったようです。

テレビの音は50Hz~15kHzの再生帯域を目指したい。
新たなる挑戦テーマが出来ました。

続きはまた。
2011-04-17 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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テレビの音-2

液晶テレビの音はなぜ悪いのか。

ブラウン管の時代、テレビはBOXでした。
液晶になってテレビは板になりました。

我が家のSHARP製テレビの本体部分は8センチほどの厚さがあります。
しかし、最下部にあるスピーカー部分の厚みは3センチほど。
更に前面のグリル部分の高さは2センチほどです。
多分、超楕円あるいは長方形のスピーカーが入っているのでしょう。
スピーカー部の横のサイズは分解しないと判りません。
でも、推して知るべしですね。
液晶になって音のためのスペースが激減したのが音質劣化の最大の要因だと思います。
これで素晴らしい音が出るのであれば、拍手喝采です。
しかし、技術が進歩したのに音がこれだけ悪くなると言うのは信じがたい事です。

このSHARPのテレビを購入して我が家に設置し、初めて音を出したとき、
あっ、まずい、画は良いけど、音が壊れている・・・交換かな・・・と思いました。
でも、故障ではなく、音が完全にスポイルされた製品なのだと次第に判ってきました。
つい最近購入した東芝の26インチもほぼ同様のひどい音なので、SHARPだけの話ではありません。

しかし、液晶テレビも薄さというデザインを優先するあまり、ここまでくるとそれは異常です。
あっ、間違えました。
デザインとはそもそも正しい(素晴らしい)機能が備わった上での話で、デザイン以前の問題でした。

日本人は平均して1日当たり3時間28分テレビを見るそうです。(2010年、NHK調査)
全体的には低下傾向ですが、5時間以上見る人は逆に増えて、15年前の19%が昨年は23%でした。
どこかの女房殿は完全にこの23%に入るようですが・・・

聞き取りにくいニュースや情報、トーク番組、そして、全く聞く気がしない音楽番組。
あまりにもひどい。もう少しなんとかならんのか!。
テレビの音に少しだけ詳しい音屋としてはこう言い切ってしまいましょう。

お待たせしました。まずは基本的な物理特性の測定から入ります。

SHARP-TV_Flat
<SHARP AQUOS LC-20EX3の再生周波数特性>
(ライン入力、スピーカー出力、1mの距離で測定)

まずは内蔵の音質調整をリセットして測定しました。
フラットな領域が500Hz~5kHz、-10dBのカタログ値で言えば400Hz~7kHzです。

SHARP-TV_EQ
<音質調整画面>

高音と低音に「±15」までの調整範囲があります。
単位は「dB」でしょうか。・・・多分違いますね。

SHARP-TV_EQ_Boost
<EQを最大に設定した時の特性>

低域はほとんど変化なし。
高域は7kHzまで伸びて、3KHz以上のレベルが2dBほど上がっています。
「±15」の意味が全く判らなくなりました。

このEQが電気的にどの程度なのか調査してみましょう。

次回をお楽しみに。
2011-04-15 : Audio topics : コメント : 0 : トラックバック : 0
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開花まであと何日?

朝6時の気温が昨日は-4℃、今日が-3℃でした。
この桜の木は家から5分程度のところにあります。
実は昨年も同じ枝を撮影していました。(2010年4月と5月)
ちなみに昨年の開花は5月3日でした。

桜_110413
 <2011年4月13日>

● Slow Jogging

3月14日から始めたスロージョギングは順調に継続中。
歩くほどの速さで走るこのジョギング、私に適していたようです。
今日で丁度1ヶ月。
既に成果が出始め、体重は変わりませんが体脂肪率が1割ほど下がりました。

● テレビの音

我が家にはSONYの32インチ、SHARPの20インチ、そして東芝の26インチという3台の液晶テレビがあります。
SONYはほんの少しだけマシなのですが、SHARPと東芝はスピーカーの再生音があまりにもひどいのです。
確かに放送局が送ってくる音にはひどいものが多くあることは否定しません。
それを考慮しても受信機側の再生音質が悪すぎます。
とても我慢できるものではありません。

そこで、今日からは少しこの問題を説き起こしていこうと思います。
まずは基本的な特性がどうなっているか調べてみました。

シャープの液晶テレビ
<SHARP >

結果は明日・・・・のお楽しみ。


2011-04-13 : 日常の出来事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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久々に薪割り・・・、でも

今年の冬は薪が足りなくなりました。

9年ほど前に電動のチェーンソーを購入しました。
当時、玉切りにした原木を斧で割っていましたが・・・・
6年ほど前にガソリンエンジン付きの薪割り機を買いました。

薪割り機
<ちょっと型が違いますが、
 こんなイメージのものです。>

4年ほど前に薪割り機が女房の右手人差し指の先端を潰しました。
しばらく自家製の薪作りは中止していました。

昨年、エンジン付きのチェーンソー(日立製)を安く購入しました。
日立エンジンチェーンソー

昨年の秋、このチェーンソーの試し切りで原木を40センチほどに玉切りしてそのままでした。
年が明け、4月になっても薪が必要な日が続き、備蓄が底をつきました。
この辺りは6月の梅雨寒でストーブを焚くこともあります。
3~4日前に、突然決意してストックしていた玉切りの原木を割ることにしました。

朝9時、作業衣を着てバンダナを巻き、長靴を履いて万全のスタイルでいざ・・・・
薪割り機はビニールを掛けていますが、屋外に置いてあります。
ガソリンが残り少なくなっているので給油してエンジン始動です。
・・・・・・・   ・・・・・・  ・・・・・・
朝9時半から始動用のひもを引き続けましたが1時間経っても回りません。
点火プラグを抜いてみると電極は乾燥していて、ちゃんと火花が飛びます。
ガソリンが腐るという話を思いだし、ソレダ!と納得。
何しろ4年近く回していませんので、その可能性は大です。
満タンにした3㍑ほどのガソリンを抜いて、新しいガソリンを入れました。
再びひもを引き続けましたが、午前中にエンジンが回ることはありませんでした。
皮の手袋をしていたのに指の付け根の皮がむけてしまいました。

午後1時、ひも引きを再開。
気温が上がらず、午後になっても5℃前後。
女房が「少し暖めたら」とドライヤーを持ってきました。
なかなか名案かな・・・・??
と、30分ほど暖めましたが状況は変わりません。

午後3時。
エンジンに無知な私ですが、少し考えました。
点火プラグは正常。
ならば気化したガソリンが入れば爆発するのが道理。
チョークを引いて数十回回しているのでプラグの電極は多少濡れていても不思議はない。
でも完全に乾燥している。
と言うことはガソリンが入っていない。
と言うことはキャブレターが怪しい。

ここに至るまでに既に4時間半。
「キャブレター」は、名前と役割を知っている程度の知識しかない。
・・・
でも、やるしかない。
取り外して分解すると・・・
見るからにだめ。
細かな穴やバルブが真っ黒になっています。
とりあえず見た目で汚れを取り除き、バルブを清掃。
細かな穴をピアノ線などで突いてゴミを取り除きました。
組み立てて再びエンジンに取り付け、恐る恐るひもを引きました。
するとどうでしょう。
一発でエンジンが始動しました。
エンジンは理屈で動いていることがやっと判りました。
気化したガソリンと火花があればエンジンは動くのです。

無事にエンジンが始動したときには既に夕方。
この日の薪割り作業は延期としました。

でも、夕食にビールが1本多く出てきたことは言うまでもありません。

キャブレター
<同タイプのキャブレター>

夜になってネットで調べるとこの図がありました。
まさにこれです。
先に見ていればもう少し要領よく清掃できたのですが、まあ良いか。

そして、チョークを引いて3回以上ひもを引くとプラグが濡れてそれ以上は駄目。
プラグを抜いて内部を乾かしてから・・・・と書いてあります。
早く教えてよ。
翌日はなぜか腕の筋肉が痛く手痛くて・・・

ここまで読んで頂いた方々には誠に申し訳ありません。
どうでも良い話を延々と書いてしまいました。

次は少し明るい話題を・・・・

あっ、薪割りの方は今日の午前中、一発で始動したエンジンのお陰で約1時間半で全て完了しました。

2011-04-10 : 日常の出来事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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最適化(Optimize)すると・・

久々にオーディオしています。

長らくお世話になったTADのTD-4001ドライバーと別れ、昨年の暮れにドイツBMS社の身軽な精鋭ドライバー(2Wayタイプ)を迎えました。

そして、TADの時にも少し感じていた「弦楽器のユニゾンにおけるなめらかさの不足」がBMSで一気に解消するかと期待していましたが、音を出して3ヶ月・・・そろそろ本調子のはずが・・・・

ジャズやポップス系のソースでは全く気にならないのに、クラシック等の弦楽器の持続音がやはり気になります。
BMSの鮮度の高い音に参って、「あばたもえくぼ」の時代が続きましたが、それが終わると少しの欠点が大きな欠点として浮上してきました。

ここ暫くはこれもあって(あれもあって)システムから少し遠ざかり、冷静に思考実験を重ねてきました。
そんな折、あるDEQXユーザーさんからパワーアンプのゲインを10dBほど落としたいという相談を受けました。
中域用ユニットが高能率のため、他の帯域用ユニットと音圧レベルが合わないからというのが理由でした。

出来るだけ音質に影響しない固定アッテネーターの計算表とともに、はたと思いついて手持ちのトランスをお送りしました。

トランスBOX-2個
<マッチングトランス>

写真のマッチングトランスは真空管のOTLやTRのパワーアンプとスピーカーユニットの間に挿入してマッチングをとるためのものです。
1次側と2次側のコイルを密着して巻いたバイファイラ巻という特別な構造のトランスを使っています。
電気的な仕様は、巻線比が3:1、インピーダンスは80Ω:8Ω、容量は30W(30Hz)です。

このトランスの効能としては、
・アンプの動作(負荷)が軽くなり歪みが下がり、全体の特性が良くなる。
・SPユニットに常時再生されるアンプの残留ノイズが10dB低下する。
・アンプのDC成分が完全にカットされてユニットにバイアスが掛からなくなる。
・万一アンプから大きなDC成分が出てもユニットは保護される。
・トランス挿入前と同じ音量の時、アンプは10dB(10倍)高いレベルで動作する。
・アンプから取り出せる出力が1/10になるため、能率の悪いスピーカーには向かない。
・数万円/1台のコストが掛かる。

などなどのメリット(デメリット)がある、面白いトランスです。

試聴用にお送りした先では一週間ほど聴いてもらいました。
その結果、残留ノイズの低減効果はあるが、音に元気が無くなる感じがするという事でした。
アンプのゲイン調整はお送りした計算表を元に抵抗式アッテネータを自作されることになりました。

そして、先月末に戻ってきたトランスを見て閃きました。
そうか、そういう運命だったのか!思考実験の結論が出ました。
(実は現物を見て気が付いただけじゃないか・・・スイマセン!)

音楽を比較的小音量で聴いているときのパワーアンプの出力を計算してみました。
前提は省きますが、能率が118dB/W/mのBMS-4592NDドライバーに入る音楽パワーは0.0000025W程度であることが判りました。
思わずゼロを数えてしまいますが、最近の例では、シーベルトとミリシーベルト、そしてマイクロシーベルトの関係を思い出して下さい。

沢山の解説記事で既にお馴染みだと思いますが、それぞれが1,000倍の関係にあります。
今回の場合も、
0.0000025Wは、=0.0025mW =2.5μW となります。
「2.5マイクロワット」・・・とてつもなく小さなパワーです。

現在使用しているアンプはALLIONの名器、S-200で定格出力は200Wです。
S-200は極めてS/Nの良いアンプですが、それでも2.5μWの信号レベルと比べると無視できない状態となります。

BMS 4592NDドライバーを家庭で使う場合、パワーアンプの出力は1Wもあれば十分です。
ですから、小さな3極管シングルのパワーアンプで十分です。
これもいずれはトライしてみますが、例の「あばた」以外は大変気に入っている組み合わせなのでまずは現状を改善する方向で考えてみます。

そしてここに運命のいたずらが働きました。

パワーアンプとドライバーユニットの関係を最適化するには
・トランス挿入前と同じ音量の時、アンプは10dB(10倍)高いレベルで動作する。
という特長がこの場合、極めて有効に働くのではないか・・・・

思考実験の結論が出ました。

トランス

早速、先週の金曜日にトランスをセットアップ。
トランスまでのケーブル(ASUKAのAS-27A)やその他のシステムは全て同じです。
トランスを入れるとパワーアンプ以降のゲインが10dB低下しますので、S-200のゲインを10dBアップして他の帯域と合わせます。(元々マルチアンプ用に設計されたS-200は入力のゲイン調整だけで済みます。)

DEQX以降のシステム変更ですので、改めてスピーカーの測定を行います。
ただし、デバイダーの設定等の条件は以前と全て同じにしてあります。
改めてルーム測定をして定在波を補正し、全てが30分ほどで完了です。

さて、その音は・・・・

絶句です。顔が、そして心が爽やかに微笑んでいます。劇的な変化です。

というと、以前がよほどひどかった感じですが、乱暴に言えば100点満点で2~3点が改善されただけです。
でも、ここが私にとってはいつしか全体の10~20点にも匹敵する悩みとなっていました。
そしてこの悩みの原因は残念ながらDEQXで解決できるものではありませんでした。
一つ入れれば全てが良くなると言う魔法の機械はありません。

・・・・ 弦の美しいユニゾンが目の前を流れていきます。
「あばたもえくぼ」のあばたそのものが消滅したのです。
アナログディスクは・・・CDは・・・棚から出てこなかったディスクが次から次に・・

そして、ジャス系のソースにも絶大な効果がありました。

今までは若干刺激的にも響いていたある女性ボーカルも、しっとりと、そしてスピード感と静かなエネルギーを伴って、圧倒的な魅力で迫ってきます。

-----------------------------------------------
音質の評価について、あまり強調した言い方はしてきませんでした。
それが、今回は一気にここまで言ってしまいました。
相当嬉しかったのだと思いますが、今日はここまでとしておきましょう。

システム図
<トランスを入れたシステム図>

------------------------------------------------

ふと現実に目を向けたとき、新聞にこんなコラムを見つけました。
3日(日)の朝日新聞朝刊に載った一文です。
「我が意を得たり」という感じでした。

そして、今、日本が海洋汚染の元凶となってしまう可能性が出てきました。
明日が恐い。
2011-04-04 : Audio topics : コメント : 3 : トラックバック : 0
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Author:Kurizz-Labo(クリズラボ)
DEQX販売のKurizz-Labo(クリズラボ)の店主です。
ホームページでは書けないこと、私的なことなどを日記風に綴って行きます。
暇つぶしにお読み頂ければ幸いです。

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