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Kurizz-Laboのホームページに連動する私的日記です。

テレビの音-2

液晶テレビの音はなぜ悪いのか。

ブラウン管の時代、テレビはBOXでした。
液晶になってテレビは板になりました。

我が家のSHARP製テレビの本体部分は8センチほどの厚さがあります。
しかし、最下部にあるスピーカー部分の厚みは3センチほど。
更に前面のグリル部分の高さは2センチほどです。
多分、超楕円あるいは長方形のスピーカーが入っているのでしょう。
スピーカー部の横のサイズは分解しないと判りません。
でも、推して知るべしですね。
液晶になって音のためのスペースが激減したのが音質劣化の最大の要因だと思います。
これで素晴らしい音が出るのであれば、拍手喝采です。
しかし、技術が進歩したのに音がこれだけ悪くなると言うのは信じがたい事です。

このSHARPのテレビを購入して我が家に設置し、初めて音を出したとき、
あっ、まずい、画は良いけど、音が壊れている・・・交換かな・・・と思いました。
でも、故障ではなく、音が完全にスポイルされた製品なのだと次第に判ってきました。
つい最近購入した東芝の26インチもほぼ同様のひどい音なので、SHARPだけの話ではありません。

しかし、液晶テレビも薄さというデザインを優先するあまり、ここまでくるとそれは異常です。
あっ、間違えました。
デザインとはそもそも正しい(素晴らしい)機能が備わった上での話で、デザイン以前の問題でした。

日本人は平均して1日当たり3時間28分テレビを見るそうです。(2010年、NHK調査)
全体的には低下傾向ですが、5時間以上見る人は逆に増えて、15年前の19%が昨年は23%でした。
どこかの女房殿は完全にこの23%に入るようですが・・・

聞き取りにくいニュースや情報、トーク番組、そして、全く聞く気がしない音楽番組。
あまりにもひどい。もう少しなんとかならんのか!。
テレビの音に少しだけ詳しい音屋としてはこう言い切ってしまいましょう。

お待たせしました。まずは基本的な物理特性の測定から入ります。

SHARP-TV_Flat
<SHARP AQUOS LC-20EX3の再生周波数特性>
(ライン入力、スピーカー出力、1mの距離で測定)

まずは内蔵の音質調整をリセットして測定しました。
フラットな領域が500Hz~5kHz、-10dBのカタログ値で言えば400Hz~7kHzです。

SHARP-TV_EQ
<音質調整画面>

高音と低音に「±15」までの調整範囲があります。
単位は「dB」でしょうか。・・・多分違いますね。

SHARP-TV_EQ_Boost
<EQを最大に設定した時の特性>

低域はほとんど変化なし。
高域は7kHzまで伸びて、3KHz以上のレベルが2dBほど上がっています。
「±15」の意味が全く判らなくなりました。

このEQが電気的にどの程度なのか調査してみましょう。

次回をお楽しみに。
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2011-04-15 : オーディオトピックス : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

栗原信義

Author:栗原信義

クリズラボの店主です。

自家焙煎のこだわり珈琲と、

何も足さない何も引かない

正確なサウンド!

あと10年、オーディオを中心に

感性と科学の両面から追求して

いきたいと思います。

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