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Kurizz-Laboのホームページに連動する私的日記です。

聴覚心理学概論-No.3

2週間ぶりの早朝ジョギングです。
気温も今朝は-3.2℃ととても暖かくなってきました。
恐怖の氷結道路も多少は緩んだことを期待して・・・

2012年2月22日-1
<3,980万円>

買うなら円高の今ですよ!(なんのこっちゃ)

2012年2月22日-2
<ヌヌ、地デジアンテナが!>

内装工事中でしょうか。2週間ぶりですが外観はあまり変化がありません。

2012年2月22日-3
<5分で帰宅というのに>

明日の夜から春の雨が降るとのこと。
この雨が残雪をクリーニングしてくれることを期待しましょう。

2週間ぶりのジョギングは早々に息切れ状態となり、毎日続けることの大切さを痛感しました。
でも、久々に冷たい空気を胸一杯吸い込み、良い汗を流した爽快感はやはり良いものです。
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さて、今回は「聴覚心理学概論」-その3、です。
 (前説)・・・・・・・・・前回掲載。
 A 物理特性の解釈・・・・今回です。
 B アンプ
 C スピー力
 D カートリッジ(Pickups)
 E ターンテーブル(Turntables)
 F カセットプレーヤとレコーダ(Cassete players and recorders)
 G コンパクトディスクプレーヤとディジタルオーディオテープデッキ(DAT)
 H スピーカケーブル(Loudspeaker cable)・・・・[掲載済み]
 I 結   論
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(文字を大きくするには「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを何度か押して下さい。「Ctrl」+「0」で標準。)
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A 物理特性の解釈

●周波数応答特性

 振幅が一定で周波数が異なる正弦波をコンポーネントに入力することで測定される。
 周波数とは無関係に同じレベルで再生されることが理想的である。
 しかし、再生できる周波数範囲には限界があり、しかも範囲内の応答特性が平坦でない可能性もある。
 スピーカーなら周波数応答特性が50~15000Hz±5dBであれば手ごろな製品といえよう。
 これは、50Hzから15000 Hz の範囲で音圧レベルが10dB以上変化しないことを意味する。
 周波数応答特性の二つの側面が知覚と関連する。
 一つは、全体的な周波数範囲である。応答特性を30Hz以下にまで広げる意味はほとんどない。
 なぜなら、音楽にはこれより低い周波数のエネルギーはほとんどないからである。
 そして、いずれにせよ一般の家庭で30Hz以下の周波数を再生することは非現実的である。
 高域については、20kHzあるいはそれ以上まで聞くことのできる人もいるが(※1)、ほとんどの人は16kHzになると語音(Kuri注:言葉を組み立てている音、言語音。)や音楽に高域をカットするフィルタを通したとしても、その影響を検知することはできない(Ohgushi,1984)。
 もしその違いを聞き分けられたとしてもフィルタを通したからといって音質が劣下することは決してない

 したがって、周波数応答特性が30Hzから16000 Hzあれば高忠実度再生には十分である。
 周波数応答特性のもう一つの重要な側面は、その平坦さである。
 もし、周波数応答特性に大きなピークやディップがあれば再生音に「色付け]を与える。
 音響心理学的な研究によれば、理想的な状況において被験者は、ある周波数領域に比べて別の周波数領域のレベルが1~2dB高く、あるいは低くなっただけでスペクトルの形状の変化を検知することができることが示唆されている(Bucklein、1962;Green、1988: Moore et al.、1989)。
 したがって、周波数応答特性が±1dB以内に平坦であれば、完全に平坦な応答特性との違いを検知することはできない。
 周波数応答特性で着目すべき重要な特徴をまとめると次のようになる。
 理想的には30Hzから16000Hzの範囲で応答が±1dB以内に平坦であるべきである。
 40Hzから14000 Hzの範囲で±2dB以内に平坦であってもまだ大変良い特性であるといえるであろう。

(以下、歪みと雑音の話は次回に。文中の下線は私が注目した部分です。)
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※1
高音域の識別能力については2004年にNHK技研が改めて調査をしています。
そのレポートの原文(英語版)で公開されているので、ご覧下さい。
またこのレポートの解釈をしたページ(信頼性は高いと思われる)もあるので参考にして下さい。
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今回の内容はかなり衝撃的な事実を含んでいると思います。

理想的には30Hzから16000Hzの範囲で応答が±1dB以内に平坦であるべきである。

もしこの条件をスピーカーシステムで達成するとなると極めて困難であることは確かです。
私が6年間、実際に測定させて頂いた多くのSPシステムの中で、唯一、この条件に近かったのは

YG    YG_Acoustics_ANAT_III
  <YG ACOUSTICS ANATⅢ>

YG測定-2 ← くらいでした。

20年以上も前の1989年(平成元年)に書かれたこと、さらにダイナミックスピーカー100年の歴史の中で、最も基本的な要件のクリヤーが、今、少しづつ、実現してきたとも言えそうです。

そして次はスピーカーの「位相特性」について「C スピーカ」に出てきますが、これがまた・・・・

つづく・・・・


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2012-02-22 : ホンネトーク : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

栗原信義

Author:栗原信義

クリズラボの店主です。

自家焙煎のこだわり珈琲と、

何も足さない何も引かない

正確なサウンド!

あと10年、オーディオを中心に

感性と科学の両面から追求して

いきたいと思います。

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