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Kurizz-Laboのホームページに連動する私的日記です。

聴覚心理学概論-No.4

一昨日、2週間ぶりなのに変化がないので内装工事だろうと言った直後。
外壁の仕上げが始まりました。

2月24日_Jogging
<塗装始まる!>
なるほど!、建物に似合った良い感じの色ですね。
でも明日はまたまた雪ですので続きは・・・・
えっ、雪!、と言うことはまたまたJoggingは中止ですね。
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さて、今回は「聴覚心理学概論」-その3の後編です。
 (前説)・・・・・・・・・前回掲載。
 A 物理特性の解釈・・・・前回の続きです。
 B アンプ
 C スピー力
 D カートリッジ(Pickups)
 E ターンテーブル(Turntables)
 F カセットプレーヤとレコーダ(Cassete players and recorders)
 G コンパクトディスクプレーヤとディジタルオーディオテープデッキ(DAT)
 H スピーカケーブル(Loudspeaker cable)・・・・[掲載済み]
 I 結   論
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(文字を大きくするには「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを何度か押して下さい。「Ctrl」+「0」で標準。)
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A 物理特性の解釈
長文で判りにくい文章ですが、やや注目です。

●ひずみ
 ほとんどのコンポーネントは多かれ少なかれ信号をひずませる。
 通常、ひずみは入力になかった周波数成分が出力に現れる比率として表示される。
 残念ながら、ひずみがどの程度聞こえるのかは必ずしも簡単にわかるように表示されるわけではない。
 最も一般的には高調波ひずみ率を示す方法が取られる
 ある特定の周波数の純音がコンポーネントヘの入力として用いられる。
 もしそのコンポーネントが信号をひずませれば出力は正確な正弦波ではなくなるが、入力と同じ繰り返し周期をもつ規則的な波形になるはずである。
 この規則的な波形は(入力された正弦波と同じ周波数の)基本周波数成分と一連の高調波成分として表すことができる。
 基本周波数の振幅に対する第2次高調波以上の高次の高調波の振幅の総和の比率(%)が「高調波ひずみ率」と呼ばれるものである。
 高調波ひずみ率から高調波ひずみがどの程度聞こえるかは単純に予測できるわけではない。なぜならば、ひずみの可聴度は高調波成分間のエネルギーの分布に関わるからである。
 もし、ひずみ成分のエネルギーがおもに第2次と第3次高調波にあればそれらの成分は基本周波数によってある程度マスキングされてしまう。
 さらに、もし信号が音楽であればいずれにせよそのひずみ成分は入力信号の中に通常含まれる高調波によってマスキングされるであろう。
 このような場合、2~3%のひずみは気づかれないことが普通であろう。
 逆にもしひずみ成分が高次の高調波であればこの成分はずっと簡単に知覚され、そして主観的にはより不快な感じになるであろう。
 このような場合、ひずみ率は約0.1%以下にすべきである。

 ひずみを測定する方法としてコンポーネントに周波数の異なる二つの音を入力して出力を調べ、入力に含まれない周波数成分の振幅を測定する方法もある。
 高調波ひずみと同様に、ひずみ成分の振幅はもともと入力された音に対する比率として表されることが普通である。
 各音はそれぞれ高調波ひずみ成分を生じるが、それに加えて二つの音の非線形的な相互作用によって生じる周波数成分も見られる。
 もし、入力した音の周波数がf1とf2であれば「結合」成分はf1-f2、f1+f2、2f1-f2、2f1+f2のような周波数について生じるであろう。
 このタイプのひずみは「相互変調ひずみ(intermodulation distortion)」と呼ばれる(聴覚機構も同様のひずみ成分、特に2f1-f2を生じることに注意。第1章、第3章、第5章を参照)。
 さらにここでも高調波ひずみと同様、記載された相互変調ひずみの比率から通常の聴取条件において、それがどの程度聞こえるのか予測することは難しい。
 メーカーによって表示されている図は測定のために使われた周波数と相対レベルによって変わってくるからである。
 一般に、相互変調ひずみは高調波ひずみよりも簡単に聞こえるが、0.5%以下のひずみでは検知されにくいと考えられる。

雑音
 コンポーネントの多くは信号にある程度望ましくない雑音を加える。
 この雑音は普通、低い周波数成分のハム(交流電源の周波数に関連する)と高い周波数のヒスとなって現れる
 この点についてのコンポーネントの性能は、比較的高いレベルの信号を入力したときの出力電力と、ハムと雑音だけのときの出力電力の比として表される。
 この比率は、普通、デシベルで表示される。
 ときには、ハムと雑音はそれぞれ異なった周波数に対する耳の感度を反映するように「重みづけ」られることがある。
 これは第2章で論じたような騒音計で用いられる重みづけにやや似ている。
 そして、これは普通より高い信号対雑音比(S/N比)を示すことになる。
 重みづけなしで70dB、有れば80dBの比率があればほとんどの目的には十分であるが、音源のダイナミックレンジが非常に大きい場合(CDに見られるように)もう少し高い方が望ましい。

文中の下線は私が注目した部分です。
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私の感想

・高調波ひずみ率
 一部の真空管アンプなどを除けば問題となるようなアンプは売られていないと思います。

・相互変調ひずみ(混変調ひずみ)(ここに専門的な解説があります。
 こちらは問題がないとは言えないと感じています。
 強烈な低音と繊細な高音を1台のアンプで増幅する場合の安心できる性能は?
 いっそのこと、別々のアンプで増幅したら大きく改善できそうです。

・雑音
 「ノイズが出ているくらいの方が元気の良い音がする」と、豪語される方がいます。
 「停車中に、振動したり揺れたり大きな音がする自動車の方が早く走れる」は正しいでしょうか?
 「停車中にはエンジンが動いているかどうか判らない車」が私は好きです。
 そして、走り出したら胸のすく加速と高速安定性と静かさの絶妙なバランスが必要です。
 (でも、HVやEVカーがほとんどになる20年後には意味すら通じない時代となるのでしょうか。)

 ※雑音の問題はアンプだけでは解決しません。スピーカーとの相互関係です。
  特にアンプとスピーカーの関係を適切にすることが良い音への第一歩だと考えます。
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・次回は「アンプ」です。
 今日はここまでとします。

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2012-02-24 : ホンネトーク : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

栗原信義

Author:栗原信義

クリズラボの店主です。

自家焙煎のこだわり珈琲と、

何も足さない何も引かない

正確なサウンド!

あと10年、オーディオを中心に

感性と科学の両面から追求して

いきたいと思います。

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