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Kurizz-Laboのホームページに連動する私的日記です。

アプローチの工事にも着工

13歳?のドーモ君ポストをモリゾウ君風の怪獣にバトンタッチ。
次はこのポストの横、玄関のアプローチをリニューアルします。
実はこの設計もかなり前に終わっていて資材も調達済みでした。
後はいつ実施するか、気分次第となっていました。

Approach-1
<着工!>

そして、つい先日、夏本番を迎える前に片付けようと意を決しての着工でした。
従来のアプローチは、13年前の家の完成に合わせてプロに依頼したものでした。
使った資材は全て浅間石。これは庭を掘ればいくらでも出てきます。

Approach-2
<取り除いた浅間石>

この土地から出る石は火口から飛んできた火山弾(他に板目石と溶岩石があるそうです。)です。
取り除いた石は見た目より多く、かなりしんどい作業となりました。

この石の山を見てふと思い出したことがあります。
数年前、ALLIONの島元社長が来宅され、アース棒打ち込んでくれた時の光景です。

どこに打ち込んでも浅間石に阻まれてアース棒が素直に入って行きません。
幸いにして1mほどが貫通した棒を頼りに、順次継ぎ足していきます。
私も2本ほどお手伝いをしましたが、この当時はまだ手作業での打ち込み。とにかく大変でした。
結局10本のアース棒を打ち込みましたが、接地抵抗は70~80オームまでしか下がりません。

打ち込み工事の労力も、接地抵抗的にも最悪の土地柄です。(島元社長、お疲れ様でした。)
せっかくのアースは現在アナログディスクの徐電ブラシに接続しています。

Approach-3
<新設工事の開始>

さて、ここからはいよいよリニューアル工事のスタートです。
アプローチには屋根からの雨だれが落ちてきます。
浅間石は適当に受け流してくれましたが、コンクリートの平板では飛散しそうです。
そこで、雨だれの落下点に玉砂利を入れたU字溝を置いて飛散を防ごうという作戦です。
このため、U字溝の設置場所は限定されることから、ここが全ての工事の基準点となります。

Approach-4
<外枠の設置>

U字溝の埋設が終わると次は平板を敷き詰めるための枠(縁石)を埋め込みます。

このアプローチは玄関と共に、地下室の入り口でもあります。
地下室はKurizz-Laboの研究所で、その入り口から5㎝下を平板の上面、つまりU字溝の上端としました。

ところが、縁石を埋設するため家の基礎付近を掘ると14㎝下にコンクリートの躯体がありました。
設置する縁石は縦横が10センチです。と言うことは5センチ下のタイル面が4センチ下に・・・
既に基準となるU字溝はどっしりと設置されています。
ここにきて、扉側の縁石上部とU字溝で高さが1センチ異なるという事態が発生。

誤算です。設計ミスです。・・・いえいえ単なる調査不足です。

ここまで来たらもう引き返せません。
たかが1㎝です。どこかで吸収出来る(誤魔化せる)でしょう。
どうせ、そんなに精度の高い工事をしているわけがありません。

(人間はどうしてこのように都合の良い解釈をするのでしょうか。)

上の写真を拡大してU字溝につながる短い縁石を見つめてはいけません。
(もし、多少でも斜めに見えるという方は乱視を疑いましょう)

Approach-5
<砂利を投入>

完成時の不安な気持ちを抱きつつ、工事はどんどん進みます。
縁石の設置が終わると内側を整地して砂利を敷き詰めます。

Approach-6
<敷き砂利の固定>

通称「タコ」と呼ばれる「地ならし」の道具です。2本足のタコのイメージでしょうか。
10年ほど前のガレージ建設の際に、業者の方が即席で作った「タコ」です。
胴体は枕木なのでかなりの重量があります。

これを数百回打ち下ろすと死ぬほどの筋肉疲労が襲ってきます。
しかし、週4回のトレーニングで鍛えた体は・・・・やっぱりだめです。ダウン。
今日は風呂に入ってビールを2本飲みましょう。

Approach-7
<翌日、工事再開>

突き固めた砂利の上に砂を入れてコンクリート製平板の厚さ分を残して敷き詰めます。
仕上げに直結しますので一枚一枚、丁寧に砂を調整しながら平板を置いていきます。

Approach-8
<メイン部分の一枚目>

U字溝の外側を終えて、次に内側に平板を敷いていきます。
起点となる一枚目が肝心。

Approach-9
<メイン部分のタイル敷き>

でも、どこかで魔の1センチがやってくる恐怖は去りません。

「やばい」ことは後回しにするのが我が人生。

作業はどんどん進みます。

Approach-10
<既製品タイル設置完了>

30センチ×30センチのコンクリート製平板が収まるのはここまで。

Approach-11
<完成間近!>

この日の仕上げはU字溝の中に玉砂利を注入しました。
U字溝にたまった雨水やがて流れ出していく様子を描いた見事な造形です。

購入した玉砂利が余ったのでブン撒いただけだろうと言うあなた!・・・正解です!

Approach-12
<コンクリートの切断>

2㎜程度のアルミ板は木工用の丸鋸ですいすいと切れます。
同じ感覚でコンクリートの平板を切ると、半分(15㎝)ほど進んで立ち往生します。
丸鋸の刃はこれで昇天します。

ディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを付ければ切れる、と知りました。
DIYショップに行き、2枚で2,400円の歯を購入。
早速トライしてみると、なんとまあスイスイ、サクサクと切れます。
今や、知らないことはネットに聞け!ですね。
しかし、実際に切断作業をしてみると猛烈な粉塵が出ることが判ります。
購入したダイヤモンドカッターの歯は乾式タイプですがたまらずに水を染み込ませてカット。
これでも内部までは水が入らず、もの凄い微細な粉塵が出ますので、要注意です。

コンクリート製平板の表てと裏に5~10㎜ほどの溝を切り、タコで叩くと簡単に割れます。
割れ口が多少凸凹しますので、これもダイヤモンドカッターを軽く当てるだけで綺麗になります。
最小限のカットで済ますのが粉塵の抑制には効果的でした。

Approach-13
<最終仕上げ>

カットした平板を順に敷いていきます。
平板の下は砂ですので、若干の流動性があります。
これを利用して平板の上をタコで軽く叩いて高さの調整を行います。

Approach-14
<完成です。>

見事なアプローチが完成しました。
浅間石の撤去から完成までほぼ3日間の作業でした。

Approach-15
<ポスト怪獣とアプローチ>

えっ、1センチの誤差はどこにいったと聞きますか!
それは実際に貴方の目で確認して下さい。

Approach-16

以上で、13年ぶりとなるポストとアプローチのリニューアル物語はおしまいです。

しかし、これらの作業を通じて、改めて物作りの楽しさと、土木工事の達成感を味わいました。
自分で設計し、例え多少のミスがあっても果敢にチャレンジして完成させる。

仕上がり良ければ更に良し。ビールが旨い。

さて、次は、この地下室で本来業務のアンプ製作に邁進することにします。

お待たせ致しました。
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2012-07-29 : 日常の出来事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

栗原信義

Author:栗原信義

クリズラボの店主です。

自家焙煎のこだわり珈琲と、

何も足さない何も引かない

正確なサウンド!

あと10年、オーディオを中心に

感性と科学の両面から追求して

いきたいと思います。

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